「少しでも力に」演技で被災者応援 帯広北高チア部、厚真の避難所を訪問

演技を披露する帯広北高校チアリーディング部の部員たち
帯広市の帯広北高校チアリーディング部(山路海那部長、17人)は24日、胆振東部地震で被災した厚真町の避難所2カ所を訪れ、激励の演技を披露した。部員たちは息の合った華麗な動きや元気な掛け声でエールを送り、被災者を勇気付けた。
同部で指導者を務める鈴木愛さん(43)と部員が何かできないかと話し合い、応援することを目的としたチアリーディングの取り組みを被災地に届けようと訪問を決めた。
避難所となっている厚真町総合福祉センター前では、部員たちが楽曲のリズムに合わせて華麗な動きでジャンプやステップを展開。演技の中では「元気」や「勇気」「笑顔」の掛け声も織り交ぜ、集まった町民らを笑顔で応援した。
山路部長(18)は「被災者は不安な気持ちになっていると思い、少しでも力になろうと演技した。拍手を聞いて温かさを感じた」と話した。
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