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釧路新聞社

日本製紙栽培ブドウ「湿原の輝夕」初出荷【釧路】

出荷前のブドウ「湿原の輝夕」を持つ安永工場長(右)

 日本製紙釧路工場(釧路市鳥取南2、安永敦美工場長)は25日、工場内の廃熱を利用し、同釧路工場所有の敷地内で温室栽培に取り組んでいるブドウ(ピオーネ)「湿原の輝(き)夕(せき)」を市内の伊藤くだもの店と丸中釧路中央青果に10房ずつ初出荷した。出荷を前に行った収穫セレモニーでは安永工場長が箱詰めするため、ブドウの茎にはさみを入れ切り取った。今週中には東京の大田市場へも10房出荷する。

ブドウ栽培は同釧路工場が鳥取南4に売電用の火力発電所を建設した所有地(24万平方㍍)で、工場の廃熱、遊休地利用の一環で3年前から栽培用のハウスを建設し行っている。現在3棟でピオーネとシャインマスカットの2種類の栽培に取り組んでいる。これまで工場内では「ぶどうプロジェクト」を立ち上げ事業化に向けて準備、検討を重ね取り組んでおり、ネーミングは工場内で公募し「湿原の輝夕」に決まった。7月13日に商標登録の出願手続きが完了している。

 この日は、ピオーネ120房のうちの20房を市内で先行して出荷。ピオーネは巨峰の血を引く食べ応えのある大きな黒いブドウ。1房約600㌘ほどで糖度は約18度。シャインマスカットはまだ出荷レベルに達していないため、来年以降の出荷を目指している。安永工場長は「初出荷にこぎつけうれしい。味も上々で、まずは市内の人たちに味わってほしい」と話していた。

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