10月スタート新潟県・庄内エリアプレDC 庄内の魅力国内外へ発信
大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」のプレDC(10―12月)に向けたキックオフ会議が21日、鶴岡市のマリカ市民ホールで開かれた。庄内地域全体や各市町で計73の観光客受け入れ企画が計画されており、関係者が内容を報告し、関連情報の共有化を図り、プレDCの成功に向け結束を固めた。
会議は、県庄内総合支庁が主催し、庄内地域の行政、商工、観光団体などから約50人が出席。同DC推進協議会県推進部会長の皆川治鶴岡市長があいさつで、「庄内の魅力を国内外に発信し認知度を高める絶好の機会。地域一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。
JRグループと地元が連携する新潟県・庄内エリアDCは、2019年10―12月が本番で、20年10―12月はアフターDCも展開される。両地域に共通する「食」と「酒」を売り込みの中心に据え、メーンキャッチフレーズを「日本海美食旅(日本海ガストロノミー)」、庄内地域はサブキャッチフレーズとして「おいしい 食の都庄内」を設定した。
来月からのプレDCは、10月1日(月)に鶴岡市のFOODEVER(フーデェヴァー)で庄内エリアのオープニングセレモニーを行い、幕開け。誘客対策では、全県版の美食・美酒ガイドブック7万部、庄内版着地型ハンドブック3万部をともに10月に発行する。
庄内DECクラブの洋食店13店舗ではプレDC期間中、在来作物や庄内産食材を使ったオリジナルメニューと地酒をセットで提供するキャンペーンを実施。鶴岡市は出羽三山参拝と温泉、食をテーマにした誘客策、酒田市は県内の日本酒を集めた酒まつり、三川町は県産米の新品種「雪若丸」を使った庄内カレー食べ比べ、庄内町は日本一おいしい米コンテストと連携したツアー、遊佐町はサケのふ化場見学などを予定している。
会議では、最後に出席者全員が法被を羽織り、プレDCの成功を期して「ガンバロー」を三唱し、気勢を上げた。

プレDCの成功に向け「ガンバロー」を三唱
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