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北電 苫東厚真火発を公開 破損跡、黒く変色 胆振管内厚真町

報道陣に公開された厚真発電所1号機の内部。手前の緑色の部分がタービン、奥はボイラー設備

 北海道電力は20日午前、胆振東部地震の影響で停止し、復旧作業が続く苫東厚真火力発電所(胆振管内厚真町、出力計165万キロワット)の内部を報道陣に公開した。19日に再稼働した1号機は「ゴー」という蒸気タービンの音が響き、2号機と4号機は作業員が復旧作業に当たっていた。

 道内最大の電力を供給する厚真発電所は、6日の地震の影響で運転可能な3基が緊急停止した。緊急停止で電力の需給バランスが崩れ、道内発電所がドミノ倒しのように停止し、道内ほぼ全域が停電したブラックアウトの引き金となった。

 地震により、厚真発電所は1号機(出力35万キロワット)のボイラー管が2本、2号機(60万キロワット)は12本が損傷、4号機(70万キロワット)のタービンから出火するなど設備に被害が出た。

 公開したのは、復旧を進める2号機と4号機のタービンや、再稼働した1号機のボイラーやタービンなど。複数のボイラー配管が通る中、1号機は横十数メートル、高さ数メートルのタービンが稼働し、発電していた。

 2号機はボイラー配管を取り替え、現在はタービンの健全性を確認している。4号機はタービンから出火し、タービンを覆うカバーには熱や煙により、黒や茶に変色していた。ボイラーに損傷はなく、2号機同様、タービンの健全性を確認している。

 北電によると、復旧見通しは2号機が10月中旬以降、4号機が11月以降。

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