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長野日報社

上諏訪温泉街の山の幸今年も 旅荘二葉にジコボウ

今年もジコボウが自生した諏訪市の旅荘二葉=19日

 諏訪市湖岸通り4の旅館「旅荘二葉」の玄関前の庭に、ジコボウ(ハナイグチ)が60本ほど顔を出している。毎年生えて話題になり、鑑賞用として周辺住民も楽しむ、上諏訪温泉街の山の幸。今年はタイミングよく、お彼岸連休の宿泊客を信州らしい秋の風情でもてなす。

 創業60年以上の同旅館は、かつてシルク王片倉家の別荘があった場所。開業時、植えられていた樹齢約100年のアカマツ14本を庭に寄せ植えした。八ケ岳産のジコボウの石づきを庭にまいた時期があり、菌が定着し、毎秋自生するようになったという。

 今年は9月10日ごろ顔を出し始め、敬老の日連休には生えそろった。ツツジやモミジ、庭石の下にも黄褐色のかさを広げている。秋山暁社長(34)は「今年は例年より数が多く、所々に出ている。連休のお客さんに山に生えるきのこを楽しんでもらえれば」と話していた。

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