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鶴岡の「海の食文化」学ぶ 「エコール辻 東京」学生が視察研修

 国内唯一のユネスコ食文化創造都市である鶴岡市と「ガストロノミー包括連携協定」を結ぶ辻調理師専門学校(大阪市)のグループ校「エコール辻 東京」(東京都国立市)の学生6人が、食をテーマにした視察研修のため18―20日の日程で鶴岡市を訪れている。

 昨年5月に締結した同協定に基づく研修で、今年2月に初めて実施。地域の食文化を支える人材育成と、持続可能な食文化産業の推進が狙い。本年度は「山×里編」をテーマにした8月と、「里×海編」の今回の計2回の開催。その後11月には東京での報告会などを予定している。

 初日の18日、一行は同市三瀬の県栽培漁業センターを訪問し、アワビ、ヒラメ、モクズガニの飼育槽などの設備を見学。海に面した都道府県のうち、全国で最も海岸線が短い本県の「少量多品種の漁獲」といった特徴や、県がブランド化を図るトラフグを参考として栽培漁業について担当者から説明を受けた。「ベーリング海では、栽培漁業で放流されてサケと他の野生個体が競合し、成長不良にもつながっている」などと栽培漁業がもたらす影響についても学んだ。

 将来、企業で食品開発に関わりたいという1年生の加納美季さん(24)は「生産者の思いや取り組みを知ることで、自分たちの食材の扱いも変わってくる。研修を生産者の声を聞く機会にしたい」と話した。

 一行はこのほか、鼠ケ関港や、在来作物を使った食育に取り組む小堅保育園などを訪問。温海地域を中心に海の食文化を学び、前回8月の研修で学んだ山の食文化と合わせて、地域食材を使ったメニュー開発などに取り組む。

栽培漁業センターを見学する辻調の学生ら=18日

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