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紀伊民報社

熊野米台湾へ 田辺の米穀店が輸出

台湾に輸出された熊野米(田辺市湊で)

 和歌山県田辺市湊の駅前新通りにある米穀・炊飯販売会社「たがみ」(田上雅信社長)は、地元のブランド米「熊野米」を台湾に輸出した。今後、継続して取引されるよう商談中という。  日本政策金融公庫が顧客の海外販路拡大を支援する「トライアル輸出支援事業」を活用した。台湾での日本米の販売実績が豊富な「テイサン国際有限公司」(台北)に熊野米(2キロ入り150個)を卸し、台湾の高級スーパーで販売されたという。  熊野米のブランド化を進める田上雅人専務(47)は「熊野米に取り組み始めて足かけ10年で認められてきた。今回輸出した高級スーパーは以前から取引したいと思っていた。継続して扱われるよう商談を進めたい」という。  たがみは2008年から、地元産米のブランド化に取り組み始めた。農家と連携して10年から熊野米の栽培に着手。13年からは農業に参入し、自社でも栽培している。農家から仕入れる分を合わせて年間100トン近い「熊野米」を取り扱っている。  熊野米の品種は、コシヒカリより稲の茎が短く、強風にも強い「ヒカリ新世紀」。雑草抑制の効果があるとされる梅の調味残液を使って、除草剤の使用量を抑えて栽培している。  熊野米は、甘酒や米粉パン、日本酒の原料にも活用されている。

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長野日報社

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