全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

出来秋!胆振東部の農家に不安の声 収穫への影響懸念

稲刈りを待つ水田と点検中の乾燥貯蔵施設=17日、厚真町上野

 出来秋を迎えた胆振東部で、稲刈りを目前にした地域の農家や農協から不安の声が出ている。例年9月下旬に作業に入るが、むかわ町では収穫した米を乾燥させる鵡川農協の施設が地震で損傷し、使えない状況に。厚真町や安平町、むかわ町穂別の農家が組合員になっているとまこまい広域農協も施設の点検や調査を進めているが、適期に稲刈りができるかどうか懸念している。

 鵡川農協は、地震によって農業倉庫8棟(延べ床面積3435平方メートル)のうち、4棟(同1617平方メートル)が被害に遭い、利用できない状況となった。米を収穫した後、乾燥させる穀類乾燥調整施設周辺で地面に亀裂が入り、基礎の一部や内部の装置、搬送ラインが破損した。

 同農協関連の水稲の作付面積は約930ヘクタール。例年25日ごろから収穫が行われ、今年の収穫量は4575トン、生産額を7億6000万円と見込まれていた。担当者は「収穫したばかりの米は水分が多く、乾燥させなければ腐る。農家が持っている乾燥機も壊れている物が多く、困っている」と説明する。

 現在、全国農業協同組合中央会(東京)などと連携し、他の農協で米の乾燥や選別などの作業を行えないか検討している。

 とまこまい広域農協も、例年24日ごろから米の収穫を行うが、今年は地震の影響で準備が遅れ、18日に試験的に刈り取り、実の入り方などもみの状態を検査する。厚真町上野の米の受け入れ施設では、シャッターの一部が損傷。今のところ乾燥施設に目立った破損はないものの、稼働できるどうかは不明で、点検を急いでいる。

 同農協関連の米の作付面積は2381ヘクタール。当初は今年の収穫量を1万1564トン、生産額を25億7800万円と見込んでいた。だが、今年は台風や夏の長雨などに加えて今回の震災で、収穫量が落ちる見通しだ。

 同農協の担当者は「もともと作況が不良で、地震の影響もあり、計画を下回るのではないか」とし、「今後どうなるのか分からず、農家から不安の声が多く寄せられている」と話した。

関連記事

父の遺志継ぎ寄り添う医療 帯広20条小児科内科クリニック診療再開

 20条小児科内科クリニック(帯広市西20南3、佐藤琢史院長)が15日、リニューアルして診療を再開した。先代院長の佐藤範宏さん=享年(71)=の死去で休診していたが、東京都内で小児科医をしていた長...

宇部日報社

核廃絶願い 被爆者囲み茶話会 「さぽらんて」で原爆展【山口】

 山口市原爆被害者の会(永野和代会長)主催の原爆展が、道場門前2丁目の市民活動センター「さぽらんて」で開かれている。14日には展示会場で被爆者を囲んでの茶話会があり、13人が核兵器の根絶と世界...

ヤドリ浜で海開き 奄美大島瀬戸内町 地元高校生らも海岸清掃

 鹿児島県瀬戸内町蘇刈のヤドリ浜で13日、奄美せとうち観光協会主催の海開き神事が行われた。同協会マリンレジャー連絡会関係者や奄美せとうち海っ子クラブ所属の高校生ら約40人が参列し、海の安全を祈願...

21日に新昌寺で鳥居強右衛門の450回忌法要

 1575年にあった「長篠・設楽原の戦い」で長篠城を守ろうと奔走した足軽鳥居強右衛門(とりいすねえもん)の450回忌法要が、墓のある新城市有海の「新昌寺」で21日に営まれる。  強右衛門は長...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク