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台湾で住民と文化交流 八重山上布展示の崎原さん 宮城さんは三線で民謡披露

タロコ族のアーティストと言葉を交わす崎原克友さん(左2人目)。左端は陳保佑氏=15日午前、花蓮県秀林郷

 【花蓮県秀林郷】八重山上布の崎原克友さん(32)=石垣市宮良=が15、16日、2017年度の日本民芸館展(同館主催)で奨励賞を受けた八重山上布の作品「うるずんの波」など作品7点を地元のアトリエに展示し、台湾先住民のアーティストらと交流した。3月まで県台湾事務所に出向していた石垣市職員の宮城光平さん(33)=同=は三線で「月ぬ美しゃ」など八重山民謡を披露し、イベントに華を添えた。

 ウチナー民間大使でもある沖縄物産企業連合の陳保佑・台湾営業所長が、台湾の先住民の間で行われている工芸やアートに着目し、沖縄との間で伝統工芸に関する交流を行おうと企画したもの。

 崎原さんが海外で作品を展示するのは初めて。端切れや沖縄の染織に関する専門書も用意した。台湾には八重山商工高校の修学旅行で来ており、花蓮も訪れたことがあるが、「まったく歩いていないのと同じ。はじめてに近い。台湾の人には、八重山上布の技法や、麻糸や絹糸などを使った素材感を知ってもらえれば」と話していた。

 会場はアミ族のアーティストが開いているアトリエ。15日は織物を行っているタロコ族のアーティストが自身の作品を携えて訪れ、崎原さんと意見交換した。流木でアートを制作しているアミ族のアーティストや藍染めの研究者らも姿を見せた。

 宮城さんは「八重山の民謡のなかには、もともとは楽器を使わずに歌っていたものに、あとから三線を付けたものがある」などと説明してから演奏を行った。(松田良孝通信員)

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