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荘内日報社

多様な研究成果発表し交流 海外からも加わり鶴岡で高専生サミット

 「つながろう高専生、広げようサイエンス」をテーマにした第3回高専生サミットが13日、鶴岡市覚岸寺の鶴岡メタボロームキャンパスで始まった。15日まで3日間の日程で全国各地の高専の学生たちが研究を発表し合い、交流を深めている。

 鶴岡高専と沖縄高専の呼び掛けで実行委員会をつくり、2016年に初のサミットを鶴岡で開催。昨年は沖縄県で行った。3回目の今回は鶴岡、沖縄、一関(岩手県)、長岡(新潟県)、富山(富山県)、鈴鹿(三重県)、米子(鳥取県)の7高専と、長岡技術科学大、シンガポールの「高専」から過去最高となる100人を超える学生や教員が参加した。研究発表のほか、交流会やグループに分かれて実験を行ったり、鶴岡シルクの関連企業を訪問したりするワークショップもある。

 初日の13日は開会式で、審査員長を務める鶴岡高専の佐藤貴哉副校長が「高専に入学してすぐに自分の好きな研究をしたいという、低学年の学生たちの発表の場としてサミットを始めた。充実した3日間となることを期待している」とあいさつ。研究成果部門とこれから研究を始める研究計画部門の2部門でポスター発表があり、アボカドの着色劣化現象をUVクリームの機能性評価に用いる研究や、マイクロバブルを使った河川の水質浄化、竹の殺菌効果の実証、騒音を利用した発電方法の研究など多様な研究の取り組みについて、学生たちが英語による紹介も交えながら堂々と発表していた。

 各高専の教員らが審査を行い表彰するほか、選抜された数件は今年12月に北九州市で開催される素材関連の日本MRS年次大会に招待され、学生たちが学会デビューを果たす。

 計画部門でトルコギキョウの土壌病害に関する調査に取り組むことを発表する鶴岡高専2年の荒木神さん(16)は「庄内の栽培農家が病害で困っていると先生に聞いたので、4人グループで調査を進めることにした。初めての発表で緊張するが、刺激になる」と話していた。

全国の高専生が研究成果を発表した=13日

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