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トラック物流回復進む 燃料に不安も 十勝

道央向けにジャガイモ配送の準備を行う「たけむら」の社員。徐々に通常通りのトラック輸送に戻りつつある

 胆振東部地震を受けて輸送が滞っていた管内物流業者によるトラック輸送は、徐々に通常通りの輸送体制に戻っている。燃料の確保を不安視する声もあるが、停電の復旧により荷主側や配送先の受け入れ体制も通常通りに戻りつつあり、輸送量もほぼ通常並みまで回復している業者もある。

 運送業のたけむら(芽室)は、大型トラックで道央から十勝へ食品類を配送する。道内全域で電力がほぼ復旧した9日から、本格的に配送業務を再開。大手スーパーの拠点がある江別市まで従来と同様に14台の車両を送り、各店へ配送する体制を取っている。

 同社によると、現地で積み込む荷物の量は通常よりも少ない状態だが、道央からの輸送量は通常時の8、9割ほど。11日も、卵などを市内スーパーに配送した。

 市内スーパーに豆腐、生鮮食品などを配送する米澤通商(芽室)は、スーパーが営業を再開したことで、週明けからの輸送量が通常の8割ほどまで戻っている。同社は燃料の確保にも苦心したといい、森脇登取締役管理本部長は「数量はまだ限定的だが、まず燃料の確保ができてよかった」とする。

 ただ一部関係者によると、運送業者が自社で持つ給油タンクにはまだ燃料が補給されていない状況もあるという。

 十勝地区トラック協会の奥野一男専務理事は「一部燃料の不安もあるが、生産体制や店側の受け入れ体制が元に戻れば、輸送量も通常並みに戻るのでは」と話す。

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