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長野日報社

まき背負い山道駈ける 西駒んボッカ

西駒山荘へ運ぶまきを背負って、スタートする出場者たち

 中央アルプス将棊頭山(標高2730メートル)頂上直下の山小屋「西駒山荘」へ、まきを背負って駆け上がるレース「西駒んボッカ」(西駒こまくさ会主催)が9日、伊那市横山の鳩吹公園を出発点に開かれた。県内外から131人が出場し、新設の重さ15キロ部門には47人が参加。遭難事故防止や環境保全への思いを込め、山荘のまきストーブの燃料を人力で運ぶ過酷なレースに挑んだ。

 山荘の建て替えを記念し2013年に始まったレース。16年までレンガを運んでいたが目標数に到達したため、昨年から、山荘の暖房用に使うまき(重さ3キロ)に変更。今年は「限界を目指す」重さ15キロ部門も設けた。

 コースは同公園を出発し、桂小場登山口から山小屋へ向かう計11・6キロで、標高差は1750メートル。台風の影響による不通箇所が一部あり、迂回路を整備し実施。ランナーは息を切らしながら難所を乗り越え、ゴールを目指した。

 「限界に挑戦したい」と女子15キロの部に出場し優勝した江口友恵さん(36)=京都府=は「思うように脚が上がらなかったけれど、根性を出して頑張った。運んだまきが、登山客の体を温めるのに役立てばよいですね」と話した。

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