インドネシアから水道水改善の研修

末次副市長(左)から宇部方式について聞くブンカリス県職員ら(市役所で)
山口県宇部市は、インドネシア・ブンカリス県職員と水道公社職員の計6人の研修を受け入れている。同県の水道水質改善を目指す国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業の一環で、4日は研修員たちが末次宣正副市長を表敬訪問した。研修は18日まで。宇部環境国際協力協会(松田博理事長)と連携して実施。受け入れ先は市、市上下水道局、山口大で、水処理の技術や上下水道技術、保健衛生に関する講義や現場実習が行われる。
市役所を訪れた研修員6人を代表して、同県公共事業建設基準局・住宅建設課長のジュナイディ・イスマイルさん(54)は「ブンカリス県は海水の表面の汚染が深刻な状況にある。それを含めて、地域の水質を改善していけるように、宇部の取り組みを学びたい」とあいさつ。末次副市長は「企業、学識経験者、住民、行政が協力して取り組むことができるシステム・宇部方式が参考になると思う。地域や国の将来のために、参考になることを持ち帰っていただきたい」と研修員を励ました。
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