全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

3Dプリンターで電動義手作製

3Dプリンターを活用して左手用の電動義手を作製した小野寺さん

 鶴岡工業高校3年の小野寺拓さん(18)が、3Dプリンターなどを活用し、自分用の電動義手を作製した。一般的な電動義手の販売価格は50万円以上と高価だが、小野寺さんは1―2万円の費用に抑えた。「電動義手は高価なこともあり、無縁と思っていた。障害のある他の人にも広く知ってもらいたい」と話している。

 小野寺さんは左手に先天性の障害がある。学校給食の配膳など両手を使う作業は難しく、家に帰ってから両親から練習に付き合ってもらうなど、陰の努力もあったという。「小さい頃、他の人と違うとは感じていた。周りの人たちから助けられた感謝の思い出の方が多い」と振り返る。

 高校卒業後の自立を見据えて鶴岡工業高へ進学。3年生の春、出会いがあった。同校へ赴任した齋藤秀志教諭から「自分で義手を作ってみないか」と誘われた。齋藤教諭は、産学官連携の「やまがたメイカーズネットワーク」(YMN)の事業で、県内にある小中高の学校と特別支援学校を対象とした教育用3Dプリンター導入プロジェクトに関わっていた。

 「3Dプリンターによって安価に製作できると知り、一気に近い存在になった」と、5月に齋藤教諭の指導するロボティクスクラブに入部。プリンターの基本的な操作方法を学びながら、ウェブ上で公開されていた右手用の義手3Dデータを自分用に加工。指などを動かすきっかけとなるセンサーや駆動機構などを試行錯誤し、「3号機」が2月上旬に完成した。齋藤教諭を通じて義手普及に取り組むNPOや、山形大工学部などからも情報や機材提供などで協力を得たという。

 完成した3号機は、3Dプリンターで出力した約50のパーツと、サーボモーター3つ、電子基盤4つで構成。腕の筋肉が盛り上がる圧力をセンサーで拾い、親指、人さし指、中指―小指の計3カ所を動かせる。物をつまむ動きが得意で、ハンダごてを持ってハンダ付け作業もできる。「就職活動も行いながらで忙しかったが、何とか形にすることができた。ものづくりは一人ではできないと実感。協力してくれた方々に感謝」。

 高校卒業後は鉄道会社へ就職する。「筋電センサーで動かすなど、改良の余地はまだまだある。就職後も個人的に改良を続け、より良いものを作りたい」と話している。

関連記事

長野日報社

清流で寒晒そば仕込み 高遠そば組合

 伊那市の高遠そば組合は20日、江戸時代に高遠藩が将軍家に献上した寒晒そばの仕込み作業を同市長谷の粟沢川で行い、地元産の玄ソバを入れた網袋を清流に浸した。大寒から仕込み、立春の2月4日に揚げて...

寒さなんかに負けないぞ

仔羊幼稚園児が裸で元気いっぱい  1年で最も寒いという「大寒」の20日、豊橋市岩田町の仔羊幼稚園(上里龍生園長、園児150人)では、園児たちが寒さに負けず元気いっぱい、上半身裸で1日を過ご...

伝統野菜アッタドコネが人気 奄美市でティダの環市

 第19回奄美ティダの環市が19日、鹿児島県奄美市名瀬のティダ館前であり、新鮮野菜や総菜などが販売された。旬のアッタドコネ(有良ダイコン)目当てに多くの人が訪れ、130本用意した商品は開始10分...

紀伊民報社

大露天風呂で熱闘 川湯温泉でかるた大会

 和歌山県田辺市本宮町川湯の大露天風呂「仙人風呂」で19日、第19回「新春!仙人風呂かるた大会」(主催=熊野本宮観光協会、仙人風呂実行委員会)があった。20チーム(1チーム4人)が参加し、湯の中...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク