海の事故防止呼び掛け 石垣海上保安部

マリンレジャー事故防止啓発パンフレットに目を通す観光客=4日午前、八重山観光フェリーの「ちゅらさん号」船内
離島でのマリンレジャー事故を防ぐため、石垣海上保安部(花井宏泰部長)は4日午前、八重山観光フェリー㈱(大松宏昭代表取締役)と㈲安栄観光(森田安高代表取締役)に、啓発リーフレットを各700部贈呈した。2社は同日から全ての定期旅客船の座席ポケットにリーフレットを設置している。 リーフレットには▽離岸流について▽シュノーケリング安全5原則▽海の危険生物▽自己救命策—などが掲載されている。乗船中に目を通してもらうことで、観光客など多くの乗客へ継続的に海の事故防止を呼び掛ける狙いがある。 同日午前、ユーグレナ石垣港離島ターミナルで贈呈式が行われ、同部交通課の島袋光和課長が、八重山観光フェリーの金城勇人運航部長と、安栄観光の森田代表取締役にリーフレットを手渡した。 森田代表は「離岸流など海についての知識不足が事故につながるので、啓発が大事。官民一体となって取り組んでいきたい」と話し、金城部長は「リーフレットはお客さまが直接目を通すことができるのでありがたい」と感謝した。
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