全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

地域挙げて自殺対策を 県が上伊那8首長に要請

自殺対策推進の横断幕を手にする上伊那地方の首長や県現地機関の長=4日、伊那市

 県は4日、日本財団、NPO法人ライフリンクと連携して進める「いのち支える自殺対策プロジェクト」の一環で、自治体・地域を挙げて「いのち支える対策」に取り組んでもらうよう、上伊那地方8市町村の首長に要請した。一昨年4月に施行された改正自殺対策基本法で、市町村に義務付けられた自殺対策計画の策定も求めた。上伊那地域の市町村の多くは年度内に策定する予定でいる。

 県内10圏域ごと市町村長に働き掛けている。この日は上伊那広域連合の正副連合長会後、県伊那保健福祉事務所の寺井直樹所長が自殺対策推進に関する知事メッセージを伝達。市町村長のリーダーシップにより、全庁的、地域一体で自殺対策を推進するよう要請した。首長8人は全員で横断幕を手にし、取り組みへの誓いを新たにした。

 県によると、県内の自殺者数は2003年をピークに減少傾向にあるものの、20歳未満の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)が高水準で「非常事態」とする。上伊那は10圏域で2番目に低い率である一方、40~60代の男性の自殺死亡率が全県の傾向と同様に高いという。

 3月に策定した第3次県自殺対策推進計画では、「だれも自殺に追い込まれることのない信州」の実現や、未成年者の「自殺死亡率ゼロ」の目標を設定している。この日は上伊那8市町村の実務担当者にも対策推進を要請した。

 県などは現在、中高生対象の無料通信アプリLINE相談窓口「ひとりで悩まないで@長野」を開設。学校生活相談センター(フリーダイヤル0120・0・78310)では24時間態勢で相談を受け付けている。

関連記事

紀伊民報社

異なる視点で「化学変化」 通信大手と地域企業

 和歌山県田辺市で通信大手NTTドコモの社員3人が、全く異なる分野の事業課題解決に挑む「越境学習」を始めた。農業から米穀販売、飲食業まで手がける「たがみ」(田辺市湊)と、地域ブランドの熊野米を活...

「農家のパスタ店」1周年 育てた野菜、特産も提供 池田の八木さん

 道東自動車道の池田インターチェンジを降りて国道274号を本別方面に向かうと、農家の住宅内に3月でオープン1周年を迎えた「道行パスタ店」(池田町信取74ノ1)がある。八木茂美代表(66)は「大勢の...

荘内日報社

みずみずしい湯田川孟宗集荷 27日直売所オープン 「表年」豊作見込む

 鶴岡の春の味覚「湯田川孟宗(もうそう)」の集荷が、25日に始まり、鶴岡市湯田川にあるJA鶴岡の集荷所に朝掘り採れたてのみずみずしい孟宗が次々と持ち込まれた。集荷作業の開始は平年並みだが、今年は豊作...

宇部日報社

商店街の魅力に触れる 新天町でウオーキングイベント【宇部】

 宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)主催の新天町アーケードウオーキングが24日、宇部新天町名店街で行われた。67人が参加し、往復800㍍を思い思いのペースで歩きながら商店街の魅力に触れ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク