チャレンジモールから初の開業者
新店舗を開設する飛田さん(ぽっかぽかの店内で)
山口市米屋町のやまぐち創業応援スペース「mirai365」(以下ミライ)のチャレンジモールで経営手腕を磨いた女性が「卒業生」として初めて開業する。足のマッサージを行う癒やしの空間を提供。「腰を据えて頑張っていきたい」と意欲を見せる。ミライで「リフレクソロジーで癒しの空間―ぽっかぽか」を1年9カ月間運営した飛田明美さんが、同名の店舗を5日、中市町にオープンする。「元気になれる居心地の良い場所になれば」と意気込みを語る。
宝町で育った飛田さん。大阪市の養成校で半年間学び、2013年に資格を取得して自宅サロンを開いた。16年のミライ開設から同施設に移り、商工会議所などのアドバイスを参考に運営。「自宅とは異なるたくさんのお客さまとの出会いなど、人脈が一番の収穫。粘り強く取り組んで良かった」と振り返った。「自宅サロンに戻ることもできたが、気軽さや入りやすさを考えた」と、店舗探しを始め、知人の紹介と周囲の環境に一目ぼれし、場所を決めた。リフレクソロジーは、足の裏や甲を素手で優しく刺激し、全身に働きかける民間の健康療法。自然治癒力や心身の不調を和らげるともいわれている。「仕事や家事、子育てに頑張る女性や、健康維持を目指す人に来てもらえれば」と語った。
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