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宇部日報社

救助袋使い訓練、高層階の災害に備え

屋上から袋の中を滑り降り地上に脱出する社員(宇部興産機械で)

 防災の日(9月1日)を前に、山口県宇部市の宇部興産機械(宮内浩典社長)は31日、防災体感訓練を実施した。社員25人が同社本館の屋上(高さ33メートル)に設置された救助袋を使った降下訓練などを行い、防災意識を高めた。1972年に建てられた8階建ての同社本館には、高層階で出火した場合に備えて救助袋を常設。消防法では救助袋は10階建てまでしか設置できないという規定があり、同社によると、9階相当の高層に設置してあるのは全国的にも珍しいという。袋は帆布(はんぷ)でできており、長さ45メートル、重さ100キロ超。2015年から毎年、定期メンテナンスを実施する際に本館勤務の自衛消防隊員を中心に、降下訓練を実施して有事に備えている。

 訓練は、屋上に設置された箱から救助袋を取り出し、地上に投げ落とすところからスタート。地上の救出班は、投げ落とされた袋を駐車場に備え付けの器具につないで固定。屋上に逃げた社員が次々に袋を滑り降り、地上に脱出した。袋の角度は約45度で、滑り降りる速さは秒速5~7メートルにもなる。訓練を見守った調哲美常務取締役は「火災など災害時の被害を最小限に食い止めるには、日頃の訓練、心構えが大事。体験しておくことで、いざというときに対応できる」と訓示した。

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