八重山漁協 初日でサメ21匹駆除 一本釣り研究会 最大3.6㍍、289㌔

退治されたサメを見る子どもたち=30日午後、八重山漁協前
八重山漁協一本釣り研究会(比嘉幸秀会長、約100人)は30、31日の2日間、漁場を荒らすサメの駆除を実施。30日はツマジロや最大3.6㍍、289㌔のオスのイタチザメなど21匹を退治した。
駆除は、国の漁業再生支援事業を受け毎年行われている。同研究会会員の男性(45)=石垣=は「サメは一緒に網にかかった魚を食べてしまう上に、網も駄目になって使えなくなる」と、サメ被害を語る。
駆除は石垣島や西表島、波照間島、仲ノ御神島の近海で、漁船13隻、乗務員57人を動員し、はえ縄を用いて行われた。
比嘉会長は「ことしは台風が多くて条件がそろわず、当初予定していた7月23 、24日の日程を1カ月延期した。駆除前日も海がしけて心配していたが、ひとまずできてほっとしている」と話した。
31日午前にも駆除したサメを乗せた漁船が帰港する。
関連記事
東三河に春を呼ぶ「豊橋鬼祭」開幕 青鬼が出動
国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」が10日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社で始まった。厳しい寒さの中、裃(かみしも)姿の氏子と青鬼が「アオーッ!アオーッ!」と威勢のいい掛け声とともに出動し、町内を...
国学院が連覇達成 宮古島大学駅伝 2位順天堂、3位青学
宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025(主催・同実行委員会)が9日、市陸上競技場を発着点とした6区間82・0㌔で行われ、国学院が最終区で順天堂を逆転し、4時間8分38秒で2連覇を達成した。2位は28秒差...
諏訪湖の広範囲が結氷、御神渡り「赤ちゃん」も確認 7季ぶり出現へ望みつな..
長野県の諏訪地方は9、10両日、寒気と放射冷却で朝の冷え込みが強まり、諏訪湖は広い範囲が結氷した。御神渡り(御渡り)の判定をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は9日朝、今季初めて高台からも観察し...