岡谷の高校生まちづくり会議 ご当地ラーメン開発へ

ご当地ラーメンの開発に向けて意見を交わした高校生まちづくり会議
岡谷市内の岡谷東、岡谷南、岡谷工業の3高校生徒による会議「Voice of AOHS(高校生同盟)」が30日、地域の農産物などを使った「ご当地ラーメン」の開発を始めた。地元企業の協力を得て企画。高校生のアイデアを生かして岡谷を盛り上げようと、新メニューについて話し合った。
岡谷市の呼び掛けで始まったまちづくりに関する会議で、高校生から募ったプロジェクト案の一つ。市企画課がラーメンチェーン店を展開するテンホウ・フーズ(本社諏訪市)に協力を依頼した。
この日は、2、3年生計9人が市役所に集まった。参加者は3班に分かれ、新メニューの見た目や味、食材、ターゲットなどについて意見交換。生徒たちは「岡谷特産のみそを使いたい」「地元野菜と分かるように生産者の名前を記そう」「若者がターゲットなら安くてボリュームを」などと積極的に発言した。市内での提供を目指し、今後は同社を交えて会議を行うという。
このほか、まちの魅力発信に向けてインターネット交流サイト(SNS)を活用する取り組みでは、若者に人気の写真共有アプリ「インスタグラム」にアカウント「Voice of AOHS」を開設。ご当地ラーメンの開発状況についても随時発信していく考え。
ご当地ラーメン作りを提案した岡谷南高2年の高林リサさん(16)は「高校生の意見が取り入れられてうれしい。まちづくりに関わることができ、わくわくする」と話していた。
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