エイサーで先祖供養 にぎやかに旧盆行事 与那国島
ミティスネーでエイサーを披露する青年たち=23日夕、ふくやま店前
【与那国】祖納青年会(米浜凡平会長)と久部良青年会(長間慧音会長)は旧盆の23~25日の3日間、祖納、久部良、比川の3集落を回り、集落内道路や民家でエイサーを踊り、先祖の霊を供養した。
初日の夕方は、ふくやま店前でのミティスネーで祖納、久部良の両青年会がエイサーを披露。三線や太鼓の音が遠くまで響き、ミンブチ(念仏節)の音楽を聞き、ひと目見ようと大勢の人だかりができた。
久部良青年会は約30人の踊り手がテンポの速い曲に乗せて大太鼓やパーランクを打ち鳴らして演舞。祖納青年会は約50人がバチをそろえ「スリサーサー」と声を出し力強く踊り、甲高い声の掛け合いに見物人から拍手が送られた。
たまたま踊りに遭遇した奄美大島から観光で来た女性は「エイサー大好き。県外で見るエイサーとは雰囲気が違う。与那国ではいつごろから踊られているのか」と島の文化に関心を寄せていた。(田頭政英通信員)
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