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蒲郡の俊成苑で「たけしま薪能」

白い糸が放物線を描いた「土蜘蛛」の上演=蒲郡市竹島町で

 蒲郡市竹島町の竹島園地俊成苑で29日夕、「たけしま薪能」(実行委員会など主催、東愛知新聞社など後援)が開かれた。国天然記念物の竹島と三河湾を臨み、幽玄の世界が繰り広げられ、800人の観客を魅了した。  薪能は園地が芝生広場をメーンとした俊成苑として生まれ変わってから10周年を迎えたのを記念して企画。07年4月以来2度目の開催となった。竹島を背に能舞台が設営され、広場には桟敷やイスが設けられた。  午後6時すぎ、稲葉正吉市長と小池高弘蒲郡商工会議所会頭が火入れを行った。  能では観世流能楽師の久田勘?さんがシテを務め、「土蜘蛛」を披露。戦いの際に投げつけられた糸が宙を舞い、白色の放物線を描いて舞台を彩った。  また仕舞や狂言も上演され、観客らは夕暮れの竹島など景色も一緒に堪能した。

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