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荘内日報社

公益大が海外2大学と協定締結

 東北公益文科大学(酒田市)の吉村昇学長は20日に会見を開き、米国・セントラルコネチカット州立大学、ロシア・イルクーツク総合大学とそれぞれ学術交流協定などを締結したと発表した。海外の大学との協定締結は7、8校目。

 セントラルコネチカット州立大は1849年創立の名門。当初は教員養成校だったが、現在は80分野100専攻を有する総合大学で約1万人が学んでいる。昨年7月、同大のキャンディス・バリントン教授(中世英文学)が公益大を訪問し特別講演している。今年6月にデビット・ドワルダー教学担当副学長と吉村学長が覚書にサインした。学習の進化・普及に向け、教職員・学生の相互交流、共同研究などを実施する。

 一方、イルクーツク総合大学は1918年創立で今年、100周年の節目を迎えた。現在は19学部に約1万5000人が学んでおり、このうち約700人は世界40カ国からの留学生。公益大は2016年から短期語学留学の学生を派遣、これまでに20人がロシア語の習得に励んだ。今月13日にK・V・グリゴリチェフ研究・国際協力担当副学長と、松田憲公益大教授(公益大国際交流センター長、応用言語学)がサインを交わした。学生・教員の派遣と受け入れ、互いに10日間ほど訪問し合う研修旅行などを行う。

 この日は吉村学長と松田教授、玉井雅隆准教授(国際関係論、多文化共生論など)の3人が会見。吉村学長は「いろいろな民族がおり、さまざまな言語が飛び交うキャンパスを構築したい。酒田は港都でクルーズ船も訪れている。市の発展に向けて大学として協力していきたい」と話した。松田教授は「協定を基に交流を深めていきたい」、玉井准教授は「締結は交流の第一歩。ここから発展させていけたら」とそれぞれ述べた。

 吉村学長によると、モンゴルやインドなどアジア地域の大学と協定締結に向けた準備を進めているという。

2大学との学術交流協定締結を発表する吉村学長(中央)。左は松田教授、右は玉井准教授

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