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幕末に京都で流行した長州おはぎ作り

おはぎ作りに挑戦する親子(大殿地域交流センターで)

 幕末の京都で流行した「長州おはぎ」作りに挑戦する親子料理教室が19日、山口市大殿大路の大殿地域交流センターで開かれた。市内の親子6組12人が参加し、幕末期に思いをはせながらおはぎを味わった。県立大看護栄養学部栄養学科調理学研究室主催。長州おはぎがブームとなったのは、禁門の変があった1864年(元治元年)ごろ。朝敵とされた長州藩をひそかに応援しようと民衆の間で広まった。おはぎは毛利家の家紋「一文字三星」になぞらえ、盆の上に3個のおはぎと箸を添えて販売された。値段は長州藩の公称石高36万石にかけて36文で売られ、買い手の「まけてくれ(負けてくれ)」に対し、売り手が「一銭(一戦)もまけられへん(負けられない)」と答える言葉遊びが話題になったという。

 参加者は同研究室の学生に習って、チョコレートや黒ごまをあんに練り込んだ3種類のおはぎを作った。学生の「手のひらにあんを広げて、もち米を押し込むようにして包んで」というアドバイスに耳を傾けながら親子でおはぎ作りを楽しんだ。完成したおはぎは長州藩の家紋の形に並べ、抹茶と一緒に味わった。明治維新期の歴史についても学んだ。担当教官の園田純子准教授は「食を通じて歴史に興味を持ってもらうきっかけになれば」と話していた。

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