満開味わう 花見日和 帯広27.9度

満開の桜の下、多くの市民でにぎわう緑ケ丘公園
ゴールデンウイーク(GW)前半最終日の30日、十勝地方は晴れて気温が上がり、絶好の花見日和となった。最高気温25度以上の「夏日」を観測した帯広の緑ケ丘公園では、満開のサクラを楽しむ人でにぎわった。
帯広測候所によると、同日正午までの帯広の最高気温は27.9度と今年最も高くなっている。帯広のサクラは27日に開花宣言、28日に満開宣言が出された。
緑ケ丘公園は780本のエゾヤマザクラがあり、管理する市によると「ほぼ満開」。日差しを浴びた新緑との対比が鮮やかで、訪れた人はサクラに見入り、写真を撮っていた。バーベキューを楽しむ家族連れや友人グループ、水遊びする子どもの歓声も響いていた。
友人8人でバーベキューを楽しんだ帯広の専門学生伊藤篤さん(20)は「暖かくなるとバーベキューが恋しくなり、サクラがあると雰囲気が良くなる」と笑顔で話した。
5月1日の帯広は曇りで、最高気温は16度の予想。
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