全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

珍しいウナギの遡上 魚道の壁を進む

遡上する幼ウナギ(上)と垂直な魚道の壁に数匹がくねりながら進む

 夏の盛り、紀南の河川で絶滅危惧種のニホンウナギの幼魚が遡上(そじょう)している。垂直な魚道の壁に張り付くこともある。

 幼ウナギの遡上は、主に夜間に見られ、特に河川が増水した時に多く、県立自然博物館(海南市)は「なかなか遭遇できない珍しい夏の現象」と話している。  河川に造られたコンクリート製の魚道では、激しい流れを避けるため、全長15~20センチほどの幼ウナギ数十匹が垂直な壁に張り付き体をくねらせながら上流を目指している。体の引っかかりが良いのか、湿った所を選んでゆっくり進む。中には逆走したり、水中に落ちたりする幼ウナギも見られる。  ニホンウナギは、全長1メートルに達する。漁獲量は1970年代から減少を続けている。近い将来、野生での絶滅の危険性が高いとして、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧1B類に分類。環境省のレッドリストでも同様のランクに分類されている。激減の要因として過剰な漁獲や生息域の環境の変化などが挙げられる。

関連記事

長野日報社

色づき鮮やか、紅葉狩り真っ盛り 長野県岡谷市の出早公園

 紅葉の名所として知られる長野県岡谷市長地出早の出早公園でモミジやカエデが赤や黄色に色づき、紅葉の見頃を迎えている。秋晴れとなった9日は多くの人が公園を訪れ、紅葉狩りを楽しんでいた。  同公...

紀伊民報社

新種のヨコエビ発見 パンダのような白黒模様

 和歌山県白浜町など県内の沿岸に生息する白黒模様のヨコエビが新種であることを、広島大学大学院教授らが明らかにした。同町でジャイアントパンダが暮らしていることやその模様から、和名をパンダメリタヨコ...

スーパーエイトのライブに出演 駒大苫小牧高吹奏楽局

札幌市の真駒内セキスイハイムアリーナで11月2、3両日に開催された男性アイドルグループSUPER EIGHT(スーパーエイト)の「超アリーナツアー2024」に、駒大苫小牧高校吹奏楽局(福井妃羽部長...

荘内日報社

紅葉の「玉簾の滝」ライトアップ 酒田 大雨被害から名瀑周辺復旧

 7月の記録的大雨で被害を受けた酒田市升田の名瀑「玉簾(たますだれ)の滝」で8日夜、ライトアップが始まり、紅葉の中で幻想的に浮かび上がる滝が訪れた人々を魅了している。  玉簾の滝は落差約63メートル...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク