盂蘭盆最終日に精霊送り法要
精霊を見送る参拝者たち(光善寺で)
盂蘭盆(うらぼん)最終日の16日、山口県宇部市西琴芝2丁目の光善寺(松原徹心住職)で精霊送り法要が営まれた。檀信徒(だんしんと)約550人が送り火に卒塔婆をくべて、新仏や祖先の精霊を見送った。参拝者の焼香に続き、午後7時45分ごろ境内に設けられた高さ約1・8メートルの炉に点火されると、浄火が天に上った。参拝者は先祖代々などと書かれた卒塔婆や写経、位牌(いはい)、古い仏具などを火にくべ、「空から見守っていて」などと願いながら、手を合わせた。西日本豪雨災害の義援金受け付けや、飲み物、ヨーヨーの接待もあった。
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