平和願いサビエル記念聖堂の鐘鳴らす
平和を祈って鐘を鳴らす参加者(山口サビエル記念聖堂で)
山口県青年ユネスコ連絡協議会(有田幸永会長)の第19回「平和の鐘を鳴らそう!」は15日、山口市亀山町の山口サビエル記念聖堂で開かれた。ユネスコ協会の会員や地域住民約30人が、世界平和などを願って鐘の音を響かせた。同協議会、山口カトリック教会主催。式典では、有田会長が「まだまだ戦争の爪痕を残す土地もある。今できる平和について皆さんと共有したい」とあいさつ。同教会のカンガス・ルイス神父は「戦争がないだけでなく、仲良く楽しく暮らすことが本当の平和。積極的な努力をしていこう」と呼び掛けた。
ノーベル平和賞の受賞者たちによって起草された「わたしの平和宣言」を有田会長が読み上げた。「すべての生命を大切にします」など、1文章ごとに「大聖年平和の鐘」と呼ばれる鐘を打ち鳴らした。宣言後は、来場者も平和に対するそれぞれの思いを込めて鐘を鳴らした。
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