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田んぼで田植え体験 地域の農業を学ぶ

田植えを体験する白保小学校の5年生=11日午前、石垣市白保の多宇弘充さんの田んぼ(同校提供)

 白保小学校(仲皿利治校長、児童114人)の5年生20人は11日午前、白保登武野にある地域住民の多宇弘充さんの田んぼで田植えを体験した。

 豊年祭で奉納される「稲の一生」は児童も一緒に行うが、実際に稲作を体験した5年生が少なく、地域の農業や伝統行事に理解を深めてもらおうと実施した。  児童たちは体験前に多宇さんから手植えと機械植えの違いや植え付け時の注意について説明を聞いた後、作業をスタート。

 歩いて移動するのに四苦八苦しながらも列をつくり、稲の並びに気を付けながら丁寧に植え付けた。事前に製作していたかかし2体も田んぼに設置して、約100日後の豊作を願った。今後、稲の花の観察や収穫体験も計画している。

 石垣安梨さんは「稲作については社会科の授業で習ったが、実際に田植えしてみると、とても難しかった。機械で植え付けると早くてきれいにできるが、手で植えるのは大変だった」、宮良稀人君は「植え付けの時に苗は3~4本ずつということや、根に近い部分を優しく持って植えることは、実際に体験して初めて知った」、森朝斗君は「苗の並びや感覚を意識して植え付けることを初めて学んだ。農業を体験して学習し、どんな職業に就くかを考える時に生かしたい」とそれぞれ感想を語った。

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