観察窓にサケ大群 訪れた人喜ばす-千歳水族館

観察窓に現れたシロザケの群れ=14日午前9時30分すぎ
サケのふるさと千歳水族館の水中観察窓に14日、シロザケの親魚の群れが現れた。その数、30匹超。婚姻色のブナの葉の色に似た「ぶな毛」の雄が目立ち、体長70センチ超の大物到来に訪れた人々が喜んでいる。
水族館によると前日は日中に対岸で群れを確認。同日夕方には千歳川左岸の同館の観察窓にも姿を見せたという。今季観察窓で確認されたシロザケの遡上(そじょう)第1号は7月26日。歴代2位の早さで、銀白色を帯びた「銀毛」が残る雌の個体だった。
14日午前8時20分すぎ、職員が観察窓で親魚群れを確認。水族館は「降雨で遡上するサケが増えたことに加え、盆期間(17日まで)は隣接するインディアン水車の試験捕獲が休止しており、サケが回遊しているのが要因」と説明する。今が間近にサケに出合えるチャンスのようだ。
昨年に続き訪れた大阪の高校2年生菅隼人さん(17)は「去年より大きい」と言い、シロザケを見るのは初めてという旭川の小学3年生田中翔太君(8)は「大きくて顔が怖い」と驚いていた。
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