豊橋で「手話体験講習会」

豊橋市社会福祉協議会・同市聴覚障害者協会主催の「手話体験講習会」が4、5の両日、同市総合福祉センター「あいトピア」で開かれた。 彼らのコミュニケーション手段の一つである「手話」学習へのきっかけ作りを目的に、昼と夜の各1回開いた1日講習で、初日(夜の部)は16人、翌日(昼の部)には41人がそれぞれ参加した。 講習ではミニ講演として、聴覚障害者らを講師に、彼らが普段どんな生活を送っているのか、また日常生活で不便に感じていることなどの体験談を聞いたほか、耳の聞こえない人とコミュニケーションをとる6つの方法(身振り、空書、筆談、口話、指文字、手話)を学んだり、自分の名前やあいさつ、災害関連の手話など簡単な実技を講師から教わり、会話の練習にも挑戦した。 講演に熱心に耳を傾け、真剣に手話を学んだ参加者。「耳の不自由な方の生活を知り、健聴者には分からない大変さや困りごとが多く驚いた」「日常生活で使用できるような手話を学べて良かった。街中で困っている人がいたら助けたい」「災害時に役立つ手話を知ることができたので勉強になった」などと話していた。
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