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荘内日報社

日本ワインコンクール 金・コストパフォーマンス賞受賞 山ぶどう研究所

 鶴岡市のJA庄内たがわの月山ワイン山ぶどう研究所(加藤智所長)の白ワイン「豊穣神話 甲州」が、「日本ワインコンクール2018」に出品され、甲州部門の中で販売価格2000円未満のワインに贈られる最高賞「金・コストパフォーマンス賞」に初めて輝いた。山梨産ブドウが上位を占める中での快挙に、加藤所長は「庄内産甲州の可能性を示している。生産者の努力のたまもの」としている。

 「豊穣神話 甲州」は同市西荒屋で栽培される甲州ブドウを100%使用。淡い黄色の色調に、白桃やアンズを思わせる香りと、切れの良い酸味のあるやや辛口に仕上げた。甲州ブドウのうまみの一つ「苦味」の余韻も楽しめる。同コンクール2015で受賞した「銀・コストパフォーマンス賞」がこれまでの最高評価だった。

 同コンクールはワイナリー団体や山梨県でつくる実行委員会が主催して2003年から毎年開催。16回目の今年は、全国からエントリーした全787点(うち甲州は136点)を7月17、18の両日、国内外の権威など計25人の審査員が官能評価を実施。審査結果を7月31日に公表。全体の上位3―5%を金賞とし、さらに最高点を得たワインのうち2000円未満の商品をコストパフォーマンス賞とした。

 加藤所長は「西荒屋では雨よけを施すなど全て生食用として栽培しており、天候に左右されずに一定の品質を保つ強みがある。昨年は全国的にブドウの不作の年の中で、今回の高評価につながったのでは」と分析。同加工所では昨年から、フレッシュさを保つために搾る直前のブドウを雪室貯蔵するなどの新しい取り組みも取り入れている。受賞には「庄内産ワインのブランド化の弾みにもなる」と歓迎した。

 商品は720ミリリットルで販売価格1404円(税込み)。道の駅月山や庄内観光物産館などで取り扱っている。問い合わせは同加工所=電0235(53)2789=へ。

テーブルワインとして親しまれている「豊穣神話 甲州」。過去のコンクールで高評価を得た商品同様に1カ月ほどで完売するとみられる

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