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山口七夕ちょうちんまつり幻想的に

ちょうちんが織りなす赤いトンネル(中心商店街で)

 山口市の夏の風物詩「山口七夕ちょうちんまつり」が6日、市中心部で始まった。約2万個のちょうちんが真夏の夜を幻想的に彩り、多くの観客がそぞろ歩きを楽しんだ。市ふるさとまつり実行委員会主催。7日まで。同祭は室町時代の守護大名・大内盛見が、先祖の冥福を祈ろうと高灯籠に火をともしたのが始まりとされる。

 日暮れとともにちょうちんに灯がともると、中心商店街にはちょうちんが織りなす赤いトンネルが浮かび上がり、大勢の観客が写真を撮るなどして幻想的な空間に酔いしれた。ちょうちんを飾り付けた山笠・みこしの巡行も祭りを盛り上げ、パークロード周辺には、200人を超える担ぎ手の威勢の良い掛け声が響き渡った。7日は、午後5時半から亀山公園の特設ステージでよさこいを中心としたダンスイベントが開かれる。ちょうちんの点灯は午後6時半から同9時半まで。

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