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豊橋東高で世界平和祈念集会

 豊川海軍工廠(しょう)大空襲から73年を迎える7日を前に、豊橋市の県立豊橋東高校で6日、生徒会主催の世界平和祈念集会が開かれた。同工廠に学徒動員された前身の市立高等女学校(高女)、県立豊橋第二中学校(二中)の生徒らが犠牲に遭うなど、戦争で亡くなった人たちの冥福を祈り、平和を祈った。  集会は、戦後50年の節目に設置された平和祈念碑「若葉の祈り(同じ空)」がある中庭を会場に行われた。碑には、工廠の空襲で犠牲となった生徒や卒業生、教員の74人、終戦の前年に学徒動員され、東南海地震で殉職した23人の名前が刻まれ、豊橋空襲でも犠牲者が出ている。  藤原照明校長は「若い命が奪われた悲惨な戦争を繰り返してはならず、風化させず、後世に語り続けていかなければならない」と訴え、「なぜ戦争がなくならないのか。正しさだけを主張して他者を責めることは醜い行為。大切なのは、他者の見方や感じ方の違いなどを受け入れる包容力や思いやりの心」と述べた。  工廠への空襲が始まったとされる午前10時13分には、全校生徒、教職員、高女などの卒業生らが黙とう。生徒を代表し、2年の池尾典さんが「過去を忘れ、平和への努力をやめれば、また戦争を繰り返すかもしれない。この事実を後世に語っていきます」と誓った。  碑の前には、ともに1年の壁谷茉奈さんと廣濱音々香さんが折り鶴と花束をささげた。  集会の最後には、戦没者らへの哀悼の意と世界平和への祈りを込め、高女と二中、東高それぞれの校歌を1、2年生の歌唱隊78人を中心に全校で歌い上げた。

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