しけの合間寒鱈わずかに… 今冬出漁2、3回にとどまる 冬場の漁厳しい状況続く 漁獲と天候回復「期待するしかない」
しけの合間を縫って19日、庄内浜の沖合で本格的な底引き網漁が行われた。鶴岡市の由良漁港では、午後に帰港した船からはズワイガニやマダイなどが多数水揚げされた。一方で庄内の冬の味覚・寒ダラ(マダラ)の数はごくわずか。20日から再び天候が荒れ、今後も海上はしけとなる見込み。出漁が難しく漁業者にとって厳しい状況が続くため、地物の寒ダラが食卓に上がるのは遠そうだ。
県漁協によると、先月23日に漁が行われた後は荒天でしけが続いた。17日に出漁した船もあったが沖合が荒れていたため、すぐに帰港したという。
19日午前0時ごろに由良漁港を出た底引き網船は、午後1時45分ごろから次々に帰港。漁業者によると「今日は一日かけて漁ができると思ったが、昼から沖合がしけ始めたので予定より帰港を早めた」という。各船からはマダイやコダイ、ズワイガニ、イカ、マトウダイ、フグ、エイ、カワハギ、ノドグロなどさまざまな魚介類が水揚げされた。
いずれの漁船もカニ漁がメインだったためマダラは少なめ。多い船で20本弱、1本だけの漁獲という船もあった。大きさはまずまずで10キロ前後と丸々太った“大物”も見られた。
第二十一輝修丸船長の石塚修さん(56)は「タラはまだ早いかも。兆しは出ているので今月20~25日ごろから漁獲が上がることに期待するしかない。ただ、出漁できるかは天候次第」と話していた。タラ漁は2月初旬に最盛期を迎え、同下旬まで続く見込み。県漁協によると、庄内全体で寒ダラの漁獲量はここ5年ほど減少傾向にあるという。例年の1、2月を合わせた漁獲量は約250トンで、昨年は115トンほどだった。今冬、庄内各港では2、3回程度の出漁となっており、漁獲高がさらに減少する可能性がある。

丸々と太った寒ダラが水揚げされたが、数は少なめ=19日、由良漁港
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