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鶴岡市の100年振り返る 致道博物館 昭和の茶の間再現 ノスタルジックな展示

 鶴岡市の致道博物館で企画展「昭和百彩・歴史編 鶴岡爆誕!」が開かれている。1924(大正13)年10月1日、市制施行により全国100番目の市として誕生した鶴岡市について、写真や年表で昭和期の暮らしや出来事を振り返る展示会となっている。

 1926年に昭和が始まってから今年12月25日で丸100年となる。大きな節目を迎えたことを機に、昭和期の鶴岡の歴史や文化を振り返ろうと企画した。写真パネルや年表、文献など50点余りを展示。その多くは市郷土資料館所蔵の資料という。

 0章「近代庄内の黎明―明治~大正の鶴岡―」から6章「昭和から平成へ」まで7テーマに分けて展示。このうち1章「『鶴岡』爆誕!」では、「この地が『鶴岡』と呼ばれるようになったのは?」について考察している。

 考察によると、江戸期に編さんされた「最上記」に「慶長8(1603)年、酒田で大亀が陸に上がったことを聞いた最上義光が喜び、鶴と亀は縁起が良いので酒田の城を亀崎、大宝寺の城を鶴岡と改めた」という伝承が記されている。

 また、展示された「最上義光書状」(1604年作成)には、狩川(現在の庄内町)城主の北館利長に対し「江戸から鷹師が下向してくるので舟の手配をすること」「自分(義光)は近く江戸に上る。留守中は『鶴岡』へ時々赴き、面倒を見るように」と書かれており、現存する古文書の中で「鶴岡」の名前が記された最も古いものとされる。

 このほか、昭和初期に製作された最上川改修計画平面図や、都市計画資料の鶴岡市街地図、高度経済成長期に作られた荘内日報社の「庄内観光すごろく」などどこか懐かしく、ノスタルジックなものが数多く並んでいる。

 会場中央には「昭和40年代の茶の間」を再現したセットも設けられており、畳に上がっての撮影も可能。また、アトラックゲーム(輪投げ)や本物の庄内竿を使った釣りゲームが楽しめる。展示は3月3日(火)まで。水曜休館。来月14日(土)午後2時から同館学芸員によるギャラリートークが予定されている。

ちゃぶ台やブラウン管のテレビ、欄間の赤ちょうちんなど昭和40年代の茶の間を再現

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