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「一緒にまちづくりを」 田辺市長和大生と意見交換

和歌山大学の学生に田辺市の魅力を語る真砂充敏市長(右)=27日、和歌山市栄谷で

 和歌山県田辺市の真砂充敏市長と和歌山大学(和歌山市栄谷)の学生13人が27日、和大のカフェで地方の魅力や活性化策について意見を交わした。真砂市長は「若い発想と一緒にまちづくりできたらうれしい」と呼び掛けた。  田辺市と和歌山大が連携して、田辺で生きる魅力を伝える事業「ロカリアル」の初回。地域の価値を仕事や暮らしに生かす人々を通じ、大学生に地方ならではのやりがいや面白さを感じてもらうのが狙い。  真砂市長は趣味の釣りから始まり、世界遺産の熊野古道、世界農業遺産の梅産業など田辺の魅力をPR。人口減少が加速する中、空き家の再生やジビエ(野生鳥獣肉)の活用に取り組む若者がいることを紹介し、学生の視点で何ができるかを尋ねた。  大学生からは「料理が好きなので、ジビエ料理を体験したい」「『インスタ映え』する写真を発信できれば女子を引き付けられる」などの意見が続々。「地方では(若者が少なくて)結婚できるか心配」という声もあった。  観光学部1年生で長崎県出身の芝﨑優衣さん(18)は「地元を盛り上げる方策を学ぼうと参加した。田辺は市長と市民が一緒にまちづくりに取り組む姿勢を感じた」、同じ1年生で奈良県出身の植田晴香さん(18)は「田辺は特産品が多い。空き家の活用が進んでいるのにも驚いた。アクセスが課題だけれど、十分行きたくなるまち」と話した。  真砂市長は「熱心に聞いてもらえた。具体的な目標を持っている学生もいる。田辺で取り組む際は応援したい」とエールを送った。  ロカリアルは12月19日まで全7回。田辺市の特産品を試食するオープニングイベントには約300人が来場した。今後は田辺で活動する若者や企業と大学生によるトークイベント、2泊3日で田辺市を訪れるツアーなどを計画している。

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