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紀伊民報社

前白浜町長がウクレレ漫談 マック・イタニ施設を慰問

 前白浜町長の井澗誠さん(71)=和歌山県白浜町=が、ボランティアのウクレレ漫談家として活動を始めた。町長を退任してから独学で腕を磨いている。「声がかかれば、どこへでも出向きたい。明るく笑ってもらえたら」と話す。
 井澗さんは2012~24年に町長を務めた。ウクレレは在任時に2台購入していたが、弾く機会は少なかった。町長を退いた後、動画サイトを見て練習し、町内のカフェレストランでの懇親会で友人らに披露したところ好評だった。
 「福祉施設で披露してみれば」と提案され、地域の役に立てればと「マック・イタニ」という名で活動することに。かつて一世を風靡(ふうび)した牧伸二の「あーあ、やんなっちゃった」のメロディーに世相などを乗せた漫談を作っている。
 初の慰問活動が昨年12月、同町才野の通所介護施設「白浜ぬくもりの里」であった。井澗さんは、米価の高まりを受けて麺類をよく食べているとして「お米は高くて面(麺)食らう」などと漫談を披露。「町長時の議会対応より緊張している」とも語り、約20人の利用者を笑わせた。
 「楽しかった」「また来てよ」と利用者から声をかけられた井澗さんは「受けるか心配していたが、良かった」と笑顔を浮かべた。別の福祉施設からもオファーが来ているといい「もっといろんな方々とつながっていければ」と展望した。

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