宇部市の観光ソムリエ育成へ研修会
山口県宇部市の魅力を観光客に案内・紹介できる人を認定する、初めてのうべ観光ソムリエの研修が2日、市多世代ふれあいセンターでスタートした。40人が受講し、宇部の歴史や文化などの基礎知識をはじめ、おもてなしの心や外国人観光客への対応について学び始めた。宇部観光コンベンション協会主催。ホスピタリティーの向上を図り、宇部の観光地としての魅力を発信していくことを目的に、市の委託を受けて開催。12月までの全10回シリーズで、宇部の自然や産業、環境、グルメ、特産品に関する知識も深める。
初回は地域づくりセラピストの中村雅子さんが講師を務め、観光ソムリエになるにあたってのおもてなしの心得を伝授。「宇部を知り、宇部を好きになることがおもてなしのスタート。まちの魅力を伝える人の魅力が、そのまま宇部の魅力になるのだということを忘れないで。まちのあらゆることに常に興味を持ち、情報や話のネタを集めて持っておくようにしよう」と話した。また、受講生一人一人が宇部の宝だと思うものを発表する場面もあった。同協会の能美朗専務理事は「研修を通して宇部の宝や魅力を再認識し合い、一緒に磨いていこう」と呼び掛けた。

講演を聞く受講生たち(市多世代ふれあいセンターで)
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