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長野日報社

休耕田の古代ハス見頃 茅野市穴山

ピンク色の古代ハスが広がる吉川さんの休耕田=茅野市穴山

 茅野市穴山の吉川田文さんが自宅前の休耕田で育てる古代ハスが例年より1週間ほど早く見頃を迎えた。毎年、楽しみに訪れるファンも多く、優雅なピンク色の花に癒やされている。

 富士見町の井戸尻考古館が、史跡公園内のハス保護のため間引いた株をもらい受けた。十数株を植え、10年ほどで、約20アールの田んぼの8割までに広がった。大きな葉の間から伸びた茎の先の尖ったつぼみや丸みを帯びた開花前の姿、真夏の日差しを受け開いた大輪など、どの瞬間も美しい。花が散った後の蜂の巣のような果実も趣がある。

 吉川さんは先日、見学に来た高齢の女性に言われた「目の正月をさせてもらった」という言葉が心に響いたといい、「喜んで見てもらえたら何より。気軽に立ち寄って眺めて」と話す。

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