道内で飲食事業を展開するルーキーファーム(帯広市)は13日から、イオン帯広店内のフードコートで蒸したての「ハピまん」を販売する。帯広物産協会による会員連携の一環。JA木野系のスーパー「ハピオ」(音更町)の人気商品を、集客力の高い商業施設で提供し、新たなファン獲得や観光需要の取り込みを図る。

店頭で蒸したてのハピまんを販売する
ハピまんは、ほんのり甘い皮とこくのあるチーズのバランスが特徴で、全国から人気を集める。ハピオや物産協会が運営するとかち物産センター、通販サイトなどで冷凍品を販売している。物産協会によると、これまで加熱して提供する店舗はほとんどなく、観光客から「その場で食べられる店はないか」といった問い合わせが増え、対応が課題となっていた。
解決策を模索する物産協会からの依頼を受け、ルーキーファームがフードコート内の「十勝虎厨房」での調理販売を決めた。通常サイズ(130グラム)より小ぶりの80グラムを、330円で提供する。蒸し上げるため、家庭での電子レンジ調理などとは違った皮の食感や味わいが楽しめるという。

13日から提供が始まるハピまん
物産協会の会員が十勝管内で蒸したハピまんを通年販売するのは初めて。今後、観光客などに提供店舗を案内することが可能になるため、これまで取りこぼしていた需要の掘り起こしにもつながりそうだ。
ルーキーファームで同店の運営を担当する小原博規部長は「おやつやサイドメニューとして、熱々のハピまんを楽しんでほしい。当店だけではなく、イオンやフードコート全体の集客、さらに地域の観光にも波及させていきたい」と話す。
虎厨房は、十勝産の食材にこだわった新コンセプトの店舗として9月に開店。十勝の魅力を発信する飲食店として、地元客だけでなく、観光客の利用も多いという。韓国との国際定期便の就航を機に、イオン帯広店など管内の大型商業施設を訪れる外国人観光客が増えているため、今後、メニューの外国語対応などを進め、本格的なインバウンド(訪日客)需要の開拓を目指す。店頭のデジタルサイネージを活用した観光情報などの発信にも取り組む方針だ。
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