夏の石垣島を肌で実感 北上市の中学生20人
市内で教育交流事業に参加している岩手県北上市と石垣市の中学生ら=1日午前、米原海岸
石垣市と友好都市岩手県北上市の2018年度教育交流事業(石垣市教育委員会主催)で7月31日夕、来島した北上市の中学生20人は1日、市役所に中山義隆市長を訪ねたほか、米原海岸でシュノーケリングを体験するなど、夏の石垣島を肌で感じている。
生徒らは3日までの滞在中、石垣市内の中学生20人と行動を共にし、玉取崎展望台や川平湾などを観光するほか、高橋洋介氏顕彰碑や八重山平和祈念館、八重山博物館、石垣島天文台などを見学し、地域学習を通して友好を深める。同事業は2015年に始まり、今回で3回目。
米原海岸でのシュノーケリング体験では、ライフジャケットやフィンを着用し、サンゴや魚を観賞したり、遊泳したりと石垣の海を満喫。北上市の江釣子中学校2年の斎藤妃羅(きせら)さん(13)は「北上の近くには海がないので、泳ぐのはとても楽しかった。まだ初日なのでみんな地元同士でかたまりがちだが、期間中に石垣の子たちともっと打ち解けたい」と息を弾ませた。
石垣市の大道あかりさん(13)=大浜中学2年=は「交流を通して、学校の様子や普段の生活など、お互いにとっての普通がどう違っているのかを知りたい」と話した。
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