地元の伝統野菜「芝平なんばん」調理 長野県伊那市高遠小5年生

高島会長(左)の指導で芝平なんばんをミキサーで刻む児童ら
長野県伊那市高遠小学校の5年生28人が9日、自分たちで栽培した地元の伝統野菜トウガラシ「芝平なんばん」を使い、「なんばん味噌」と「とうがらし醤油」を作った。高遠在来とうがらし保存会の高島良幸会長の指導で、うまみの強い高遠自慢のトウガラシを味わった。
5年生は稲作に取り組むのが恒例で、今年はご飯に合うおかずも作ろうと「信州の伝統野菜」にも選定されている芝平なんばんを栽培。保存会から提供された苗を学校の畑に夏に植え、秋に収穫した。
「なんばん味噌」は、トウガラシのわたを取り除いて刻み、麹と酒、砂糖、みそを加えて煮詰めた。「とうがらし醤油」は刻んだトウガラシを、これも地元産のしょうゆに漬け込んだ。児童たちは煮詰める時にはゴーグルもして刺激のあるトウガラシの料理を楽しんだ。
出来上がったみそを小指に付けて試食した児童(11)は「最初は甘いけど、後から辛さが来て、ぴりっとする」と味を表現。「おいしいレシピを教えてもらえてうれしい」と話した。
高島会長は「肉厚でジューシー。香りとうまみが強い」と芝平なんばんの特徴を説明。児童たちが作った今年のトウガラシは「夏の暑さで農家も苦戦する中、立派なものを作ってくれた」といい、「昔から作られてきたものを未来につなぐのが保存会の役割。この機会に味を覚えて関心を持ってもられば」と期待した。
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