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宇部日報社

赤ちゃんペリカンすくすくと 常盤公園で待望の誕生「成長見守って」【宇部】

ヒナの様子を見守るイマズ(常盤公園で)

 常盤公園で、モモイロペリカンのヒナ1羽が誕生した。ふ化が確認されたのは11月16日。来園から24年の父親イマズと母親カンちゃん(3)の年の差カップルの間に生まれ、生後3週間を過ぎた現在は、巣の中で親鳥の胸に抱かれながらすくすくと育っている。

 モモイロペリカンの繁殖は環境や親同士の相性など、いくつかの条件が整うことが大切とされる。5月にもふ化したが、残念ながら育成には至らず、今回の成長にときわ動物園(多々良成紀園長)の職員たちの喜びはひとしおだ。

 担当飼育員の大田早月さん(34)によると、ヒナはまだ黒色の産毛に包まれており、ほとんどの時間を親のそばで過ごしている。性別はまだ不明。食欲が旺盛で日ごとに体が大きくなり、両親も落ち着いて子育てに励んでいるという。

 ペリカン島では現在、別の2ペアも抱卵中。父ソール(37)と母チビちゃん(3)、父マズラ(19)と、カッタ君の孫に当たる母マイちゃん(3)で、いずれも順調に抱卵を続けている。3羽の母ペリカンは2023年に静岡市立日本平動物園からやって来た。

 大田さんは「遊歩道からでも親鳥とヒナの様子を観察できる。静かに温かい気持ちで見守ってもらえたらうれしい」と話した。

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