「放置柿」役立てたい クラフトコーラで商品化へ 酒東高グループ課題研究の一環 いろは蔵パークで試飲販売会
酒田市の酒田東高校(齋藤一志校長)の2年生グループ7人が中心となって課題解決に取り組む「放置柿」を活用したクラフトコーラの試飲販売会が7日、同市の商業施設「いろは蔵パーク」で開かれた。買い物客からは「柿の香りが残ってまた飲みたくなる感じ」と好評で、グループの後藤百花さん(16)は「最初は学校の課題研究として始めたが、地元の人の話などを聞いてやっているうちに真剣さが増していき、自分たちの活動になった。放置柿が商品になり、実際にお客さまに手に取ってもらえるのを見られて感動している」と活動の手応えを話していた。

生徒たちから話を聞きながら試飲する買い物客
同校では昨年、課題研究の一環として獣害などを引き起こす放置柿問題の解決策を模索した当時の2年生たちが朝市での柿販売、ジェラート店と協力した商品販売などに取り組んだ。先輩たちの研究を引き継いだ今年の2年生は、多くの市民に放置柿問題への関心を高めてもらおうと同市平田地区で放置柿の収穫イベントを開催するなど約200キロを収穫したという。
放置柿を使ったクラフトコーラの試飲販売もこの活動の一環で、生徒たちの取り組みを聞いた「YATA―COLA」などクラフト飲料の開発・販売に携わるティーズファクトリー(鶴岡市、鈴木俊将社長)が提供された柿約5キロを使って仕上げた。
この日の試飲販売会では4倍希釈の「YATA―COLA persimmon」(200ミリリットル、税込み1500円)35本と試飲約500杯を準備。2年生6人が施設内の「無印良品酒田」のスペースの一部で販売に当たり、施設開店の午前10時から買い物客が訪れ試飲した。「柿の香りが最後に鼻に残るのがいい」など好評で、生徒たちから商品の背景などの説明を受けながら買い求めていた。
鈴木社長は「柿の香りを生かすために試行錯誤した。YATA―COLAを味わいながら柿の余韻も楽しんでもらえれば。地域連携は今後も続けていきたい」、後藤さんは「後輩には今後も地元の人とのつながりを大切にして放置柿の活用の幅を広げてほしい。東高には映画上映会に取り組んでいるグループもあるので、上映時の飲み物など校内のコラボなどにもつなげられれば」とそれぞれ話していた。

試飲販売された「YATA―COLA persimmon」
関連記事
御神渡り出現願う熱意肌で 厳冬の諏訪湖畔で観察見学ツアー 長野県
長野県諏訪市小和田の八剱神社が同市豊田の諏訪湖畔で続ける御神渡り(御渡り)観察を、18日早朝に同市のRAKO華乃井ホテルの宿泊客8人が見学した。同ホテルなどを営業企画する諏訪湖リゾート(同市)...
ハピまん3年半ぶりリニューアル 北海道・十勝ブランド化
JA木野系のスーパー「ハピオ」(音更町)は、オリジナル中華まん「ハピまん」を約3年半ぶりにリニューアルした。累計販売数が120万個に迫り、一段と人気が高まる中、十勝発の北海道名物としてブランド化...
マンホールふたで宮古PR 市制20周年デザインコン市長賞作品 公設市場前歩..
「宮古島市下水道マンホールふたデザインコンテスト」(主催・市環境衛生局下水道課)で市長賞に選ばれた作品のマンホールふたが、このほど完成した。16日には市公設市場前の交差点の歩道に設置され、色鮮やか...
島の自然 児童ら観察 こども博物館 バンナ公園内を探索
2025年度こども博物館教室(市立八重山博物館主催)は17日、第6回講座「自然観察」を県営バンナ公園で行った。石垣市内の児童ら約40人が動植物や昆虫、地質など身近な自然について学んだ。 エコツアー...

