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苫小牧市と八戸市、交流連携協定を締結 愛称は「はちとまネットワーク」

交流連携を締結し握手を交わす苫小牧市の岩倉市長(右)と八戸市の小林市長

 苫小牧市と青森県八戸市は7月31日、両市を結ぶフェリー航路を生かし、相互の発展につなげる交流連携協定を締結した。観光、スポーツ、物流・貿易の分野で協力し合う内容で、八戸市での調印式で両市の市長が協定書にサインした。交流連携の愛称を「はちとまネットワーク」とし、船や海を表現したロゴマークも発表した。

 文化観光交流施設の八戸ポータルミュージアムで行った調印式では、両市の職員や港湾関係者、地元市民らが見守る中、苫小牧市の岩倉博文市長と八戸市の小林眞市長が協定書に署名した後、力強く握手を交わした。

 協定は、1973年に開設された両市間フェリー航路を活用した交流人口の拡大、新たな海外コンテナ航路開設などによる物流機能の強化を目的とし、観光、スポーツ、物流・貿易を軸に連携、協力していく内容。今年度は東南アジアコンテナ定期航路の誘致に向けて一緒に船会社や宮城県庁を訪問する他、両市のパンフレットを観光案内所に置いたり、PR動画を放映したりして、フェリー利用の観光客の行き来を促す。

 はちとまネットワークとした愛称は、両市の港と人のつながりの意味を込めて命名。ロゴマークは「八」と「苫」の文字もモチーフにし、船で大海原を前進するイメージを表現した。

 あいさつに立った小林市長は、互いに工業都市であり、冬季スポーツも盛んといった共通点に触れながら「連携を結ぶ必然性を感じていた。手を携え、力強く前に進めていこう」と呼び掛けた。岩倉市長は、市制施行70周年の今年に連携協定が締結できたことに感謝し「地域にフィードバックできるような連携の在り方を模索していきたい」と力を込めた。

 今回の交流連携をめぐっては、小林市長らが4月末、苫小牧―八戸間の新造船フェリーで来苫した際、岩倉市長に締結について打診。岩倉市長も快諾して基本合意を交わし、事務レベルで協定内容の協議を重ねてきた。苫小牧市がフェリー航路でつながる他都市とこうした交流連携協定を結ぶのは初めて。

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