豊川市御津町のつくだ煮製造販売「平松食品」御津工場で、おせち料理に使われる「ハゼの甘露煮」づくりが最盛期を迎えた。平松賢介社長は「今年はハゼの形や質が良く、おいしい甘露煮に仕上がっていますので、新年に楽しんでほしい」と話す。

ハゼに伝統のタレを染み込ませる従業員=平松食品御津工場で
ハゼの甘露煮は三河のおせちには欠かせない一品だ。ハゼの顔が能面の翁(おきな)に似ていることから、「食べると長寿になる」とされる。また、泳ぎが速いことから「目標達成」を願う縁起物にもなっている。
同社はハゼを手に入れるため、地元の釣り人などに協力を呼び掛け、買い取って確保している。今年は良型のハゼが総量約3・2㌧と、前年より多く集まったため、甘露煮になる量も増えた。
甘露煮づくりは先月から作業が始まり、27日まで続く。工場では、作業員が三河産と中国産のハゼのはらわたを取り除き、尾までしっかり残るよう工夫して素焼きし、伝統のタレでじっくり煮込む。その後、煮詰めたハゼに再びタレを染み込ませて仕上げるため、完成までに3日間かかる。
商品は市内のスーパーなどで販売している。豊橋市梅薮町の直売店「美食倶楽部」では三河産70㌘550円、中国産75㌘420円で取り扱っている。
関連記事
ハピまん3年半ぶりリニューアル 北海道・十勝ブランド化
JA木野系のスーパー「ハピオ」(音更町)は、オリジナル中華まん「ハピまん」を約3年半ぶりにリニューアルした。累計販売数が120万個に迫り、一段と人気が高まる中、十勝発の北海道名物としてブランド化...
田原で「渥美半島菜の花まつり」開幕
「渥美半島菜の花まつり2026」(渥美半島観光ビューロー主催)が17日に 開幕し、田原市堀切町の「伊良湖菜の花ガーデン」でオープニングセレモニーがあった。3月末までの期間中、園内ではさまざまなイベ...
65社 自慢の味ずらり ミルク&ナチュラルチーズフェア 帯広
道内の乳製品が一堂にそろう「ミルク&ナチュラルチーズフェア2026」が9日、帯広市内のとかちプラザで始まった。11日までの3日間(午前10時~午後5時)、65社の牛乳やチーズなど計498品が...
「暑中信州寒晒蕎麦」仕込み 粟沢川へ玄ソバ投入 長野県伊那市の高遠そば組合
長野県伊那市の高遠そば組合は5日、「暑中信州寒晒蕎麦」の仕込み作業を同市長谷で始めた。江戸時代に高遠藩が将軍家に献上していた伝統的な特産物。同組合は昔ながらの製法を守っていて、この日も同地区...

