
D51の運転台に上って、樋口さん(右)から装置の説明を受ける参加者
長野県諏訪市博物館は29日、かつて諏訪の鉄道で活躍し、同市湖畔公園に保存・展示されている蒸気機関車「D51」824号機の見学会を開いた。午前の部は子どもと保護者4組10人が参加し、蒸気機関車の仕組みや特徴といった解説を聞いた。子どもたちは大きな車体や装置に目を輝かせ、当時を知る大人はD51が諏訪を走っていた頃を懐かしんだ。
D51・824号機は1949(昭和24)年に上諏訪駅の上諏訪機関区(蒸気機関車の車両基地)に配置された。約170万キロを走行し、鉄道の電化が進む中、70(同45)年に運行を終えた。諏訪市に無償貸与されることが決まり、同年11月に諏訪湖畔へ移設。諏訪の鉄道の歴史を伝える新たな役割を担っている。
イベントは、同館で開催中の「中央東線富士見駅│岡谷駅開業120周年記念特別展『諏訪に汽笛が響いて120年』」の関連企画。諏訪鉄道倶楽部の樋口公男さん(73)=茅野市=が案内役を務め、「蒸気機関車は、操作をする運転手と、蒸気をつくる機関助手の2人コンビで動かしていた」などと、子どもたちに分かりやすく説明した。
参加者は、実際に運転台にも上り、D51が汽笛を鳴らして走る姿を想像した。小学6年生の孫と見学した石田宗義さん(77)=同市=は「甲府へ出掛ける親に連れられ、幼い頃によく乗った」と当時を振り返った。今は孫と2人で各地の鉄道を巡って楽しんでいるといい「鉄ちゃん仲間だね」と笑顔を見せていた。
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