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アイヌ文化を体感 来春 ウポポイに大型遊具広場 白老

 白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団は、施設の芝生広場に新たな屋外大型遊具広場「トムトム」を整備し、2026年4月から公開する。国内で初めてアイヌ文化をモチーフとした大型遊具を備える広場で、名称は「ぴかぴか光る」という意味のアイヌ語にちなんだ。

エリア全体の完成予想図(提供)

 広場は総面積約1541平方㍍。全体をアイヌ文様のモレウ(渦巻き文様)で囲む。魔よけの意味を持つとされ、子どもたちの安全を願う意匠となっている。

 漁で用いたイタオマチプ(板つづり舟)をモチーフとした児童用の複合遊具や、食文化や信仰と密接に結び付いたサケをテーマにした幼児向け遊具、障がいの有無を問わず利用できるインクルーシブ遊具を設置する。

 財団によると、開業当初から「子どもが遊ぶ場所が少ない」との来場者の声が寄せられていたといい、24年度に子育て世代の職員らで「遊具設置検討チーム」を組織してコンセプトを練り上げてきた。

 野本正博国立アイヌ民族博物館長は「子どもたちの成長を見守りながら大人も共に楽しめる空間。輝く『トムトム』が未来へ文化をつないでくれる」とコメントを寄せた。

 工事期間中は芝生広場への立ち入りが禁止となる。

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