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長野日報社

諏訪湖ワカサギ生育順調

水揚げされたワカサギ

 諏訪湖産のワカサギの需要が高まる諏訪大社下社の遷座祭「お舟祭り」を前に、諏訪湖漁業協同組合は30日、投網による試し取りを午前4~6時の2時間に限り解禁した。15人が網を打ち、52・5キロを水揚げした。

 気温が高いことから、魚の鮮度を保つために漁が可能な時間を例年よりも1時間短縮した。武居薫組合長によると、体長は5センチ程度でこの時期としては順調。漁師によると、網から抜ける小ぶりも多く、武居組合長は「魚の尾数自体は十分だろう」との見通しを示した。

 諏訪湖では連日の暑さで水温が高まっているといい、漁師の一人は「ワカサギにとってはすみにくい状況」と話す。台風12号の雨風の影響で水温が下がり、生育環境には改善傾向がみられるが、今後の気候の動向では、再び生息しにくい環境に戻りかねないという。同組合長は「綱渡りの状態。順調に育っているので、今後は異常な暑さが収まり、適度な雨が降ることを期待したい」と話した。

 ワカサギの投網漁は例年9月初旬ごろに解禁される。盆前にも再度試し取りを行い、状況を踏まえながら解禁日を判断する方針。

 水揚げされたワカサギは地元の川魚店に出荷された。空揚げや甘露煮にして見物客らに提供される。

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